仮想通貨考察

2017年の「仮想通貨はガチホが一番!」説を冷静にふり返ってみました

2017年は仮想通貨投資で大きな資産を手にした「億り人」という言葉を聞く機会が随分多かったのではないでしょうか?

一口に「仮想通貨で儲かった」と言ってもその方法は様々でした。

買ったまま価格が上昇するのをじっと待ち続けた人
ICOや草コインで大きく利益を得た人
日々トレードしながらコツコツ利益を積み重ねた人
仮想通貨のアフィリエイトで稼いだ人 etc…

その中でも仮想通貨界隈でよく聞かれていた言葉が「ガチホ」という言葉。

あるコインを買ったら、そのままなーんにもせず放置!

放置して価格上昇を狙う方法で、「ガチでホールド=ガチホ」です。去年は仮想通貨元年と言われるくらい価格が大きく上昇しましたから、去年の仮想通貨ツイッタラーの中では「仮想通貨はガチホが一番!買ってほったらかしておけば儲かるんだ!」なんていう雰囲気が漂いまくっていました。

ところが今は仮想通貨全体の価格が大きく落ち込み、年末年始の高値でつかんだものの「ガチホが一番!」理論を信じて持ち続けていた人は大きく損失を出した、もしくは大きな含み損を抱えたまま、という人が沢山います。。。

そこで今日は、去年の7月頃から仮想通貨投資を開始して、約1年ほどこの市場の動きを見ながら私が感じた「ガチホ」戦略の状況と、これから先に仮想通貨投資を考える人はどうすべきか、を書いていこうと思っています!

買って持っておくだけで儲かったってほんと?

まずは最近仮想通貨に興味を持った方のために、2017年の仮想通貨市場の様子を簡単にお伝えできればと思います。

2017年までは多くのコインが短期的な上げ下げはあるものの、長期で見ればずっと上り調子で成長してきました。

2017年は特に仮想通貨に注目が集まった年であったこともあり、一年間で数十倍、数百倍、数千倍となったコインも沢山あります。

以前からコインを買ったまま放置していた人達の中には確かに「買ってそのまま放置」の方法のみで莫大な利益を得たことで、いわゆる「億り人」となった人達もいます。

この状況が、「仮想通貨はガチホだ!」という雰囲気を作り出していた大きな要因です。

2017年に大きく価格上昇したコインの例:モナコイン

2017年に大きく価格が上昇したコインの代表格の一つがモナコインです。

2017年1月時点の価格は1MONA=3円です。それが2017年末には最高で2000円を超えていますから、700倍くらいになっています。100万円分買っていれば1年で7億円ですからね。。。ちょっともう何がどうなってるのか信じられないですよね。

年始の3円で購入出来ていなかったとしても、2017年の5〜6月頃に仮想通貨投資を始めた人は結構いましたから、この時の数十円台で購入していれば70倍くらいの価格上昇でした。これは普通に株式投資などをしている人からしたら信じられないリターンですね。

実際に底値で買って高値で売れるのか?

ただ、ご存じの方もいるとは思いますが、今この記事を書いている2018年7月現在のモナコインの価格は1MONA=260円程度です。

最高値で売り抜けられれば大きな利益は出ていますが、価格上昇時も売らずに「ガチホ」して今に至る人は、参入時期にもよりますがほとんど儲けは出ていないor含み損の人が多いのではないのかと思います…。

今思い返してみても、2017年末〜2018年初め頃にはどの仮想通貨もちょっと大丈夫??と思うくらいに価格上昇を示していました。その時に「この上げ方は異常じゃないか?やばくない?」と感じ取って売り抜けた人達は仮想通貨投資をしていた人達の中でも勝ち組でしたね。

でも、いわゆる「ガチホ」を信じてただただ持ち続けていた人達の多くは、売り抜けられずにまだ持っている人が沢山いると思います。

そして当然ながら、この2000円台という価格がチャートに残っているということは、「2000円台で買った人がいる」ということです。その人達はまだモナコインを持っているとしたら大きな含み損を抱えたままなわけです。

バブルの最中には誰もバブルと気付かない

後からチャートを見てここで売っていれば、、というのは簡単で、実際その渦中にいる人達は、なかなか売れないものなんです。

「バブルの最中には誰もバブルとは気付かない」と言います。確かに年始の爆上げモード中は、私も自分の持っているコインの含み益を見て「毎日月収より多い利益が上がっていくわ…」とか思ってましたが、今思ってもこれって流石に異常ですよね?笑

ところがこの頃の仮想通貨Twitter民の中では、

「仮想通貨の未来は明るい!」
「ブロックチェーンは世界を変える!」
「今参入している人達はearly majorityだ!」
「まだまだ価格はここから上がる!!」

なんていう雰囲気が漂っていました。

さらに一時的に価格が大きく下がったりすると、

「価格が下がった!バーゲンセールだ!買い増しだ!」
「狼狽売りしたやつ馬鹿だなぁwww」

といった具合にそこでさらに追加投資をする人が沢山いました。

こんな風に後から状況を書いてると、「仮想通貨投資民って馬鹿だな」って思いたくなりそうですが、実際去年の年末はもう価格は上がり続けるしかない!なんていう雰囲気がすごかったわけです。

2017年のICOや草コイン投資について

もう一点、2017年にはInitial Coin Offering(ICO)もすごく盛んでした。ICOは株のIPOにちなんでつけられていますが、一言で説明すると世に出る前(上場前)のコインを購入することです。皆にその名前が浸透する前に購入することで安値で買えるというイメージで ICOの段階で買うのがお得!という雰囲気が漂っていました。

ところが結論から言うと大半のICOが詐欺のようなコインが多かったこともあり、2018年に入ってからの価格下落でも耐えながらICO投資で利益を出せてる銘柄はほぼないと思います。

仮想通貨投資にある程度慣れてくると、ビットコインのような名前の知れた仮想通貨だけではなく、まだ取引量の少ない通貨に投資をすることで大きなリターンを狙う「草コイン投資法」なんかも流行りましたね。

一部の草コインは2017年初めの価格と比べれば対BTC比で見ても上がったままのものもありますが、参入時期によってはこれもただただ買って「ガチホ」していただけでは大きな利益は出せなかったと思います。

短期で売り抜けていれば大きく利益を出している人もいますが、ほとんどのコインが一時的に価格を上げるもののすぐに低迷してしまったコインが多いので、「ガチホ」で儲けた人は少ないでしょう。

結論 – 何も考えずに「ガチホ」してもダメ

というわけで、2017年の仮想通貨ガチホの現状をふり返ってみましたが、結論から言うと「仮想通貨はガチホしてればオッケー!」という言葉を信じてただただ持ち続けた人の多くが、今焼け死んでいる状態だと思います。

結局ガチホで成功した人は、

みんなビットコインなんて見向きもしない頃からずっと持ち続けていた人

2017年末の最高値の頃に「これ異常だろ」と感じて売り払った人

のように、人よりも情報収集能力に長けていたり、市場の雰囲気を正確に読めていた人達で、おそらく少数ではないかと思っています。

とは言え、ここから仮想通貨投資で起死回生したい人、これからゼロスタートで仮想通貨投資を始めたい人…などなどいると思います。それならビットコインFXでトレードした方が…なんて意見もあるかもしれませんが、私みたいに本業もちでそこそこ忙しくしている人はなかなかチャートとにらめっこも出来ないですよね。

そこで、去年の振り返りを踏まえつつ、私の思うこれから先のガチホ戦略、すなわち仮想通貨のほったらかし戦略で勝つためのポイントをまとめていこうと思ったのですが、長くなってしまったのでこの続きは次の記事に書きます!(・ω・)ノ

では!

ABOUT ME
エイミー
手術室にこもって麻酔かけてるお医者さん。投資や経済学に興味があって、仮想通貨やブロックチェーンなどのテック系にも興味があります。書きたいことをつらつらとブログに綴る雑食趣味ブロガーです(*´艸`)最近は医療系ブロックチェーンの解説とかもしてます。 詳細プロフィールはこちら Twitterも→Follow @amy_honobono